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歯周病と生活習慣の関係とは? 肥満の人はリスク1・5倍

カテゴリ: 投稿日 2018/05/15
歯周病と生活習慣の関係とは? 肥満の人はリスク1・5倍

日本人が歯を失う原因の第1位は、「歯周病」です。20代で約7割、40代後半で約9割が歯周病の症状が見られます。ヒトの口の中には、およそ500~700種類の細菌がいます。不十分な歯みがきなどが原因で、歯周病の症状が出ると歯を失う恐れがあります。とくに、生活習慣と深く関わりがあります。肥満(メタボリックシンドローム)の人は、歯周病のリスクが1・5倍になります。

歯周病と全身の健康との関係

口の中にはたくさんの細菌が住んでいます。当然、こまめな歯みがきが大切です。歯間ブラシやフロスでのケアも忘れてはいけません。

口内のケアが不十分だと、歯周病のリスクを高めます。
歯周病は、「サイレントディジーズ(静かなる病気)」と表現されるように、症状が悪化してからでないと気付きにくい病気です。気付いたときには、歯を失うまで進行している恐れがあります。

また、恐ろしいことに歯を失うなどの口内トラブルだけではなく、「糖尿病」、「脳卒中」、「心筋梗塞」などの原因や、それらを悪化させるなど全身の健康と深く関りがあることが分かっています。

メタボリックシンドロームと歯周病の関係

歯周病の恐ろしいところは、病気だけではありません。
生活習慣の一つとして考えられている「メタボリックシンドローム※」が、歯周病のリスクを1・5倍も高める報告があります。

※メタボリックシンドロームとは、「内臓脂肪型肥満と高血圧・高血糖・脂質異常などの動脈硬化の危険因子が2つ以上重なった状態」

また、歯周病が肥満の原因になるとの根拠にはなりませんが、「歯周ポケット」が深い人は数年後にメタボリックシンドロームの指標が陽性になりやすいとの報告があります。
参照:一般社団法人 日本生活習慣病予防協会:
http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2009/000170.php

メタボリックシンドロームが歯周病リスクを高める原因は、
脂肪が増えていき肥満になると、脂肪組織から「アディポサイトカイン」という物質を分泌します。アディポサイトカインの中に含まれる「TNF-α」と呼ばれる物質が歯周病の炎症を悪化させることが分かっています。

最後に

歯周病は血液中のインスリンの働きを悪くし、糖尿病を悪化させます。肥満と歯周病両方であれば、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。歯のトラブルは全身の健康に影響を与えるほど重大です。食事や運動に加えて、歯のケアを正しく、十分に行っていきましょう。