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キシリトールの虫歯予防効果 虫歯菌を減らす技

カテゴリ:コラム 投稿日 2018/05/15
虫歯予防の標準アイテムと言えば、
虫歯になる原因とは
人によって虫歯になりやすい、なりにくい差があります。
それは、口の中にいる虫歯菌の数と種類が関係しています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ミュータンス菌などの虫歯菌を持っていません。大人から食事の口移しなどで唾液と一緒に菌が入ってきます。
虫歯菌最強と言われる「ミュータンス菌」は、砂糖をエサに酸を出し、歯のミネラルを溶かします。その作用する時間が長く、溶かす力が強い特徴があります。
キシリトールが虫歯菌を減らす仕組み
虫歯菌は砂糖を口の中の糖を分解し、酸を発生させ歯を溶かします。その結果、虫歯になります。キシリトールも砂糖と同程度の甘みを持つ、甘味料です。
同じ糖ですが、キシリトールは虫歯菌が酸を発生させることができない独特な構造を持ち、次第に菌の数が減らしていくことができます。
ほかにも、キシリトールガムを噛むことで、唾液の分泌を増やす効果があります。だ液には、洗浄、抗菌作用など口腔環境を整える効果があります。
そして、「キシリトール×唾液(※含まれるカルシウム)」が結び付くことで、
歯のエナメル質の「再石灰化」を促すことに期待できます。
キシリトールガムの効果的な噛み方と商品の選び方
キシリトールは厚生労働省に使用することを認められた食品添加物です。一度に大量に摂取するとお腹を緩くする報告がありますが、妊娠中に摂取しても胎児への影響はなく安全性の高い食品です。
また、ガムを食べられないお子さまには、キシリトール配合の「タブレット」食品がおすすめです。
キシリトール配合は50%以上が望ましいと言われています。
虫歯予防の観点からのおすすめは、歯科医院などで販売されている「歯科医院専用ガム」です。スーパー、コンビニなどには市販されていませんが、キシリトール100%配合で虫歯の原因になる材料を含みません。
噛み方のコツは、ガムを噛み始めて最初に出るだ液を飲み込まないようにします。
2分間を目安にだ液を貯めて、口の中でグルグルと回すことで、ミュータンス菌にキシリトールを行き渡らせることができます。
だ液を貯めることが難しい場合は、10分間以上続けて噛むことで虫歯予防の効果を高めます。途中で味がなくなると、新しいガムに交換します。キシリトールガム習慣を半年以上、続けることで、だ液の分泌量が2倍近く増えることも珍しくありません。
虫歯予防にはだ液を増やす工夫が必要です。
・食事に酢や梅干しなどの酸味を加える
・生の果物や野菜など食物繊維が豊富な食べ物をよく噛む
ことでもだ液の分泌を増やすことができます。
キシリトール食品と食事の一工夫で虫歯予防をしていきましょう。
「キシリトール」
を含むガムやタブレットです。ミュータンス菌に代表される虫歯菌を減らすことで虫歯を予防します。キシリトールは、糖アルコール(甘味料)のひとつですが、特殊な構造で虫歯菌を減らしていきます。虫歯になる原因とは
人によって虫歯になりやすい、なりにくい差があります。
それは、口の中にいる虫歯菌の数と種類が関係しています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ミュータンス菌などの虫歯菌を持っていません。大人から食事の口移しなどで唾液と一緒に菌が入ってきます。
虫歯菌最強と言われる「ミュータンス菌」は、砂糖をエサに酸を出し、歯のミネラルを溶かします。その作用する時間が長く、溶かす力が強い特徴があります。
キシリトールが虫歯菌を減らす仕組み
虫歯菌は砂糖を口の中の糖を分解し、酸を発生させ歯を溶かします。その結果、虫歯になります。キシリトールも砂糖と同程度の甘みを持つ、甘味料です。
同じ糖ですが、キシリトールは虫歯菌が酸を発生させることができない独特な構造を持ち、次第に菌の数が減らしていくことができます。
ほかにも、キシリトールガムを噛むことで、唾液の分泌を増やす効果があります。だ液には、洗浄、抗菌作用など口腔環境を整える効果があります。
そして、「キシリトール×唾液(※含まれるカルシウム)」が結び付くことで、
歯のエナメル質の「再石灰化」を促すことに期待できます。
キシリトールガムの効果的な噛み方と商品の選び方
キシリトールは厚生労働省に使用することを認められた食品添加物です。一度に大量に摂取するとお腹を緩くする報告がありますが、妊娠中に摂取しても胎児への影響はなく安全性の高い食品です。
また、ガムを食べられないお子さまには、キシリトール配合の「タブレット」食品がおすすめです。
キシリトール配合は50%以上が望ましいと言われています。
虫歯予防の観点からのおすすめは、歯科医院などで販売されている「歯科医院専用ガム」です。スーパー、コンビニなどには市販されていませんが、キシリトール100%配合で虫歯の原因になる材料を含みません。
噛み方のコツは、ガムを噛み始めて最初に出るだ液を飲み込まないようにします。
2分間を目安にだ液を貯めて、口の中でグルグルと回すことで、ミュータンス菌にキシリトールを行き渡らせることができます。
だ液を貯めることが難しい場合は、10分間以上続けて噛むことで虫歯予防の効果を高めます。途中で味がなくなると、新しいガムに交換します。キシリトールガム習慣を半年以上、続けることで、だ液の分泌量が2倍近く増えることも珍しくありません。
虫歯予防にはだ液を増やす工夫が必要です。
・食事に酢や梅干しなどの酸味を加える
・生の果物や野菜など食物繊維が豊富な食べ物をよく噛む
ことでもだ液の分泌を増やすことができます。
キシリトール食品と食事の一工夫で虫歯予防をしていきましょう。
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