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歯の役割とは? 目標残存歯数20本「8020(はちまるにいまる)運動」

カテゴリ:コラム 投稿日 2018/05/15
高齢になると筋肉が衰え、髪の量が少なくなります。歯を失っても、老化現象と捉えることが多いようです。しかし、歯を失う原因の第1位は「歯周病」、2位「虫歯」。歯を失うリスクを減らすには、歯を守る運動が大切です。1992年から予防歯科の観点から、「8020運動」が推奨されています。なぜ、歯を守る必要があるのでしょうか。歯の役割とは何でしょうか。

スウェーデンに学ぶ予防歯科

スウェーデンでは、1970年から政府が「予防歯科」を国民に浸透させ効果を上げました。
現在では、80歳の平均残存歯数は25本です。
予防歯科とは、歯周病や虫歯などの治療ではなく、事前のケアで病気を防ぐ考え方です。

歯を失うリスクは、年齢が理由とは言えません。スウェーデンのように予防歯科に力を入れることで、歯を残すことは実現可能なのです。

日本では、厚生労働省(当時、厚生省)が1992年に新規予算補助事業として、日本歯科医師会が旗振り役になり「8020(はちまるにいまる)運動」を開始しました。

8020運動とは、「80歳になっても自分の歯を20本以上保ちましょう」という運動のことです。国を挙げて予防歯科に力を入れたことで、年々、平均残存歯数は改善されています。

その結果、80歳で20本以上の歯を保っている割合は、2005年実施で25%から2017年には50%まで上昇しています。

歯の役割とは? 20本歯を残す意味

歯の本数は20本と19本では違うのでしょうか。
なぜ、20本残す必要があるのでしょうか。
そもそも「歯の役割」とは何でしょうか。

歯の一番の役割は食事をするために「噛む」ことです。
歯で食べ物を噛み、切り、砕き、すり潰すことができます。消化にも必要な工程です。

そして、噛むためには、歯の本数が必要です。
歯が20本以上の人は、19本以下に比べて、何でも噛んで食べることができることが分かっています。

何でもよく噛むことで、
・栄養のバランスが取れる
・脳への刺激になる
・食の楽しみが味わえる

そして、歯は話すことにも影響しています。
歯を失うことで、
・サ行、タ行、ハ行、ラ行の発音をしにくくなる
不正咬合など歯並びの異常で、
・「f、v」などの音の発音がしづらくなる

そして、歯を失うことで顔の形や表情に影響がでてしまいます。
また、全身のバランス、姿勢にも悪影響がでる恐れがあります。

日ごろの歯のケアには、正しいブラッシングと歯間清掃が最も重要です。
歯科医院への定期健診はもちろんのこと、ブラッシングのチェックには「歯垢染色剤」を使うことで磨き残しを見つけることができるので、おすすめです。習慣的に磨けていない箇所が一目で分かります。

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