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噛み合わせ調整と矯正治療 「歯列矯正」の仕組み

カテゴリ:コラム 投稿日 2018/08/10
正常な噛み合わせとは、「上顎(アゴ)と下顎の山がしっかりと噛み合い、噛んだときに全ての歯に同程度の力がかかる状態」です。「アゴをズラさないとものが噛めない」などは噛み合わせが悪いと言えます。噛み合わせの悪さは全身の不調につながります。虫歯や歯周病の治療のさいには、噛み合わせについても先生に相談してみましょう。噛み合わせを治す「歯列矯正」にも触れていきます。

虫歯・歯周病治療と噛み合わせ調整



噛み合わせが悪いと、食事が取りにくいデメリットだけではありません。
歯磨きがが難しく、プラーク(歯垢)がたまりやすい口内環境になっています。結果、虫歯や歯周病になりやすいと言われています。また、頭痛、肩こりなど全身の不調にもつながります。

歯周病や虫歯の治療のさいには、噛み合わせに問題はないのか、違和感があるなど主治医の先生に相談してみましょう。無意識に噛み合わせを調整して、自分では気づいていないことも多々あります。また、子どものころキレイな歯並びをしていても、大人になってから、

・ほお杖をつく
・口を開けて呼吸している
・舌で歯を押す
・やわらかい食事ばかり


などのクセや生活習慣が原因で、歯並びが悪くなっている恐れがあります。また、噛み合わせが悪いことで「フレアーアウト」と呼ばれる大人になってからの「出っ歯」、「すきっ歯」をまねくことがあります。

噛み合わせを治す「歯列矯正」の仕組みと必要なケース



歯列矯正で歯並びをキレイにするメリットは審美性だけではありません。
アゴの骨や関節の負担を減らし、不定愁訴の頭痛、肩こりなどを治すことがあります。健康にも恩恵が大きな治療です。

歯列矯正が必要な不正咬合は、
・上顎前突(じょうがくぜんとつ)…出っ歯
・下顎前突(かがくぜんとつ)…受け口
・開咬(かいこう)…前歯が噛み合っていない
・空隙歯列(くうげきしれつ)…すきっ歯
・過蓋咬合(かがいこうごう)…深すぎる噛み合わせ
・叢生(そうせい)…乱杭歯(らんぐいば)、八重歯

などです。

歯列矯正の治療方法は、
・「ブラケット」
・「裏側矯正」
・「マウスピース矯正」
・「クイック矯正(セラミック矯正、補綴「ほてつ」矯正)」
・「部分矯正」

があります。

近年では目立たない矯正治療をする人が増えてきています。女優さん、モデルさんらの多くの芸能人の影響もあり「裏側矯正」が選ばれています。

治療にはいろいろな方法がありますが、一言で表すと骨(歯槽骨)の代謝を利用した治療です。
大人になっても歯並びが変わることでもイメージしていただけるのではないでしょうか。

動かしたい方向に歯をわずか(月に1mm程度)に移動させていきます。歯が動いた隙間は再生されるので心配はありません。わずかな移動を何度も繰り返していきますので、一般的な歯列矯正では1年~2年、長いときには3年以上の治療期間が必要です。

最後に



歯列矯正をDIY(自分自身)でする投稿がSNSでされていますが、絶対にマネをしないでください。ヒトの歯は犬小屋ではありません。紙1枚の差でも噛み合わせが狂うように、歯のバランスはとても繊細です。高度な知識と技術が必要な医療です。歯列矯正は長期の治療です。主治医の先生と二人三脚でゴール目指してください。

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