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失った歯を取り戻す治療「ブリッジ」 自分の歯のように噛める

失った歯を取り戻すブリッジ治療
カテゴリ:コラム 投稿日 2019/06/17
歯周病などで歯を失ってしまったら、人工の歯を入れる治療を行います。失った歯が1~2本で、特別な要望がなければ保険適用で安く治療できる「ブリッジ(橋)」を受ける人が多いようです。ほかに、「インプラント」、「入れ歯」があります。それぞれ、メリット・デメリットがありますが、どの方法でも処置とケアをきちんとすれば、失った歯を気にせずに過ごせます。今回は「ブリッジ」について見ていきましょう。

昔からある治療法「ブリッジ」とは



ブリッジとは、失った歯の両隣の歯を削り、その2本を土台(橋げた)にして連続した金属をかぶせる昔からある治療方法です。
入れ歯のように取り外しがないため、すぐに慣れ違和感なく食事を楽しめるメリットがあります。一方、両隣の健康な歯を削るのが欠点です。そして、失った1本の歯を支えるために2本の歯で3本分の力を支える必要がでてきます。

一見、治療自体は単純なように見えますが、ブリッジの設計、歯茎に負担をかけない形など非常に高度な知識と腕、予知が求められる難しい治療でもあります。
ブリッジ治療が成功すれば、橋げたの歯が虫歯や歯周病などにならなければ10年以上も問題なく使えている報告が多数あります。
奥歯に白い物を入れるなど要望しなければ、健康保険適用で治療できることもメリットです。

審美性を重視したい前歯のブリッジ



事故などで前歯を失ってしまった場合は、見た目に大きく関わるので悩まれることでしょう。インプラントにするのか悩むところですが、失った歯の歯肉がしっかりと残っているなど条件が整えば、ブリッジで審美性を取り戻せる可能性が十分にあります。

一番よくないことは失った歯をそのままにすることです。
失った歯の両隣が傾くなど噛み合わせが悪くなります。
噛み合わせが悪くなると、虫歯・歯周病のリスクが高まります。顎関節症を引き起こす恐れもあります。

最後に



歯の治療はメリットばかりではありませんし、口の中の環境は1人1人に違いがあります。ブリッジに関しては、橋げたにするために削った歯は元には戻りません。しかし、メリットの方が大きければ、「ブリッジ」はとても有効な治療方法です。

“昔からある治療”、“最新治療”と聞くと後者の方がいいように感じるかもしれませんが、昔からある治療ということはそれだけ臨床が多く、リスクが知れ渡っています。

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